織田有楽斎と細川家ゆかりのお寺

正伝永源院

当院は特別拝観期間以外はご参拝いただけません。予めご了承ください。

祇園に佇む
 禅の庭園

正伝永源院
について

茶人織田有楽斎が再興した正伝院と細川家の菩提寺である永源庵が統合された寺院。 有楽斎ゆかりの茶室如庵が復元されており、動乱の世を生き抜いた有楽斎の精神の宿る寺であり 現在まで続く細川家の遺構を残す禅寺。

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織田有楽斎

有楽斎こと織田長益は天文16年(1547年)に織田信秀の子として生まれ、信長の弟として知られています。
信長、秀吉、家康に武将として活躍し、晩年には京都・建仁寺の塔頭である正伝院を再興。
彼が築いた「如庵」と呼ばれる茶室は国宝に指定され、各地で模倣されました。
正伝永源院には現在も有楽斎ゆかりの文化財が多く伝承されています。

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永源庵と細川家

永源庵は、建仁第39世である無涯仁浩(1294〜1359)が開山し、清水坂鷲峯下に建てられました。細川頼有公が備後守護として無涯に門前で出会い、馬上から門法を問う出来事が縁で、以後細川家と永源庵の関係が深まり、細川家からは出家や住職になる者が現れました。
1372年、永源庵は建仁寺塔頭に列し、明治時代まで細川家の庇護を受け続けました。現在の客殿は細川三斎公により再建され、その時の住持は九岩中達(建仁第300世)でした。
平成25年3月には、第79代内閣総理大臣である細川護熙氏が揮毫した襖絵24面が奉納されました。細川家ゆかりの美術館「永青文庫」の永は永源庵に由来しています。

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寺 宝

有楽像はじめ貴重な絵画、墨蹟類、そして寺内にのこる狩野山楽の襖絵など、 桃山時代にさかのぼる寺宝が現在も脈々と継承されています。

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